どう感じていいのかわからない
太宰治の「人間失格」は、日本で2番目に売れた小説らしい
太宰治はこの本を出版した直後に自殺したと読んだ
この本は基本的には自伝だけど、架空の人物を使っている
太宰治は、ホラー漫画家の伊藤潤二にも影響を与えたという
もちろん、好奇心には勝てず、この本を読むことになった
この本はやばい、ページをめくる手が止まらない
主人公は非常に問題のある人物だけど、彼の心理が生々しく描写されていて、彼の行動に共感し、時には感情移入することができた
読み終えた後、少し虚しさを感じる
そして、考え続けてしまう
人間の複雑な心理を本気で分析した本が欲しいなら読むことをお勧めするけど、鬱に悩まされている人は避けた方がいいと思う
さらに、性的暴行、自殺、児童虐待などのテーマが含まれ、また本全体を通してかなり多くの女性差別的な記述があった
人間失格ほど殺伐としていないけど、同じように荒々しく、容赦のない自伝的なスタイル
安部公房もいい
推薦ありがとうございます!
書店で働いていたとき、急に多くの人にこの本について聞かれるようになり、しかも不思議なことに、その多くが10代の若い人たちだった
もし14歳の僕が読んだら、僕はめちゃくちゃになるだろうに、この若い読者の人気の高まりはどこから来るんだろう、と思った
ただ、本の著者と同姓同名のキャラクターが登場するアニメがある、という理由だけは聞いたんだけど、やっぱり変だなと思った
同姓同名というだけでなく、露骨に作者への言及をしているし、アニメでは「人間失格」は何度も出てくる
Dazai's smile is warmer than the sun#文豪ストレイドッグス #BSD #BungouStrayDogs #Dazai pic.twitter.com/5KxyCSSDdd
— Mrs.o (@Dazaibot_) May 17, 2022
「文豪ストレイドッグス」、いいよね
ただ、主人公が何でもかんでも考えすぎて、自分を惨めな気持ちにさせていると、頭の中で叫んでいたことだけは覚えてる
今思えば、それがうつ病なのかもしれない
最悪の結果ばかりを考えすぎる
今年、また手に取ってみようと思う
そういうことに時間を費やしていると、ネガティブなシナリオを見たり、予測したり、顕在化させたりする可能性が高くなる
ポジティブなシナリオを意識的に予測することを学び、将来のどんなことにも対処できると信じるようにならなければならない
悲観は必ずしも必要ないし、役に立つわけでもない
その人であることが、いかに疲れることであるかを実感させるように書かれている
うつ病と不安症は人によっては似ていることがある
本当に頭の中に入ってくる
うつ病や自殺願望に悩まされた人なら誰でも共感できるだろうし、他の人よりもはるかに落ちぶれた人物を見ることもできる
また、戦後の日本についての考察も興味深い
また、太宰/主人公が他人からどう見られているかを知る上で、後日談に登場する2人のキャラクターは効果的だと思う
1人は、太宰/主人公の陽気なイメージに騙され自分の知っている人が本当にこんなことを書けるのかと言う、もう1人は日記を見て怪物だと断言する
冒頭の鉄道で階段の目的に気づくくだり、すごいな
桐野夏生の「OUT」、村田沙耶香の「地球星人」、安部公房の「砂の女」もいいし、三島由紀夫の「午後の曳航」もすごくいいと思う
この投稿へのコメント
日本人だけど読んだことないわ
そんなにみんな読んでるもんなの?
走れメロスは義務教育の教科書に載るくらいだから
ある程度のレベルの大学受験するつもりのやつは
高校生までに読んでるんじゃね
70年前後に、一定の年齢に達していた日本人なら殆んど読んでいる作品ばかりです。
今は何でもネット検索できる時代というけれど、それは知識として得られるだけで、
潜在的な人間形成・自己形成に成り得るものではない。
無教養をさも当たり前のように公言するのは恥だと思わないとね
恥と知るにも教養が必要だけどね。可哀想
>>70年前に~
こんなところでマウント取るような人格になるんだなぁと思うと
ネガキャンにしかなってないな、あなた自分の事頭良くて
立派な人間と思いこんでるんだろうけど勘違いだよ
痛々しい人間になっちゃったね太宰も泣いてるよ
人によるとしか言えないけど、この小説を「つまらない」と切り捨てる人とは友達になれない
昔の人ならともかく、今の人は「機会があれば」くらいだよね
それでマウント取るのは違うと思う
太宰治はイタい人
特に人間失格は読むに耐えない
読むに耐えないと感じたなら、人間失格であるという内容を見事に書ききってると言えるな
共感生羞恥持ちにはキツい作家だよな
三島由紀夫もなかなか
三島が痛い? 意味わかんねw 太宰とは全然違うのに。
三島由紀夫の太宰嫌いは同族嫌悪と自分より下の階級や学歴、住んでいる地域への差別はゴチャまぜな感じ。
一番見たくない形で自分を見ている感じなんだと思うけど、太宰の顔と退廃的な生活は三島のナルシシズムも擽る。マゾとサド両方味わえてる。
安部公房なら「箱男」を押すな
笑う月が好き
「人間失格」、漱石の「こころ」、プラトンの「ソクラテスの弁明」、カミュの「異邦人」、カフカの「変身」は高校の課題図書だったなぁ。
カミュとカフカは同じ作品が同じく課題図書だったけど、前3つは違いましたね。
昭和時代の話ですけど。
ちなみに夏休みの読書感想文の課題図書で「書けない・書きたくない」という友人達に「一人5百円で代筆してやる」と持ちかけ、5人分ほど(自分のを入れたら6人分)全く異なる感想文を書き上げ、シメて2500円ほど儲けました。もちろんバレませんでしたよ。
県内一の進学校だったのですがね。
途中で飽きて内容も覚えていない
君も飽きられ、世の中から忘れ去られていくが、彼と彼の作品がこうして記憶され続けてるのは、不思議だと思わないかい。
私小説って今のツイッター、自分DQN語りだとマジでそう思うんだが
そうかも知れませんね。芥川賞の作品群はそうしたもののデパートですねw
文豪と言われるもので読み切った
ものが無い
つまらなくて飽きてしまう
ハヤカワのSF小説とかの方が面白い
自分を甘やかし、他人に目を瞑る経験を繰り返して自分自身を諦める様になったらまた違った感想も持てるかも。
誰かに迷惑をかけたことに、あとから気づく経験をを積み上げると見方も変わる。
斜陽は読んだ記憶があるけど全然入ってこなかった主人公に全然共感できなかった記憶
夏目漱石は入り込みやすく楽しめる。安部公房は気持ち悪かった印象しかない
今読んだら印象違うのかなぁ
全然違うと思う。
自分は学生時代に読んだ本を時々読み返すようにしている。
当時見えなかった景色が見えて来る。間違いない。
夏目漱石は例えが古すぎて慣れるまで時間がかかった
阿部工房は第四間氷期なら一気に読めるかも
概念的な部分が薄くて面白かったよ
人間失格・・・
読書感想文のために読んだが、見開き1ページ読むのに3日程かかった記憶が・・・
今度こそ!
と開くが、睡眠魔法でもかかっているのか3行〜5行で寝てしまう。
結局、読んだのか誤魔化したのか・・・内容も憶えてない・・・
若いときは太宰晩年のダークな私小説作品に酔ってしまいがち
年をとると私小説ではない、洒脱な小作品のほうが言語芸術としての文学の趣があって好きになる
それは読む人がどう生きてきたかにもよりますよ
そうだね、読む人の歩んできた人生が太宰を必要とする人かどうかを取捨選択する
必要ない人生を歩んできた人にとっては感情移入など一切できない、自分の人生にとっては不要な作品を作るただの堕落した作家だろうけど
必要な人にとっては赦しを与えてくれる薬なんだよね、とっても必要なものになる
読む人を選ぶ作品であるのは疑いようがないので、理解できない人に噛みつく必要なんてないんだ
そういう人がいたら「いい人生送ってんね」と少し羨むくらいでちょうどいい
課題で読んで要約しろとかの宿題であったんだろうなぁ。
わざわざ読むのはよっぽど本好きなひとくらいでしょ。
正直、日本文学は翻訳で30%くらいのニュアンスは失われるからな
筒井康隆なんかは翻訳不可能すぎて海外では人気がない
安部公房は美的感性を軽視しすぎな気がするけど美的センスがなかっただけなのかもしれない。
そんな中でも「砂の女」は美しい方の部類。
なんというか美しいものにはまるでリアリティーがないみたいな強迫観念すら感じるし、安部公房もある種こころの病気だな
安部公房って理系なんだよね
根っからの物書きじゃないというと変だが他の文豪とはちょっと違うというか、小説も実験的に●●な手法を用いて試してみる、次は××って手法で…みたいな印象がある
そういう意味では、語弊を恐れずに言うと、小説全体を通して何かを主張しているわけではないというか、意味があるわけじゃない…
理系文系などという差別はばかばかしい。美的感覚というのは数学的な美しさも含めてだから。
安部公房に論理的な面白さは感じるけど美しさは感じない。むしろあえて汚く、グロテスクに見せようとしてる気がする
>理系文系などという差別はばかばかしい。
そうだね。多分理系>文系で物差しを測ろうとしてる今の文科省の受け売りみたいな人かも。
ノーベル賞の益川先生も仰ってたけど、文系無くして理系もないし、逆もまた然り。
だからこそ文科省の推進する文系学部の閉鎖に抗議してたよね。
十代のころに読んだな。
当時、サブカル系の人間の間では必読書みたいな扱いだった。
ちょうど流行りが一周回って世界規模になった感じか。
サブカルだったのか!
絶対読んだはずだけど全く頭に残ってないな
人間失格は太宰の有名作ではあるけどそれだけの作品
口述筆記で生まれた駆け込み訴えなんか空恐ろしさ感じるレベルだし、それ以外にも素晴らしい作品はたくさんある
入門としては彼を象徴する代表作だからいいのでは?
駆け込み訴えとかグッドバイとかはその後に興味持って読んだらいい。
女学生とか最初に読んで太宰を語ってもキミは納得しなさそうだけどw
太宰病は日本人だけに発症するんじゃないことが証明された。
世界中の陰キャのみなさんにはグサグサささるでしょうねぇ。
10代で避けて通って正解だった。
斜陽も読んでね
人間失格は好きじゃないけど斜陽は好きだな
最後の弟の手記でボロボロ泣いたわ
斜陽は泣くよなぁ・・・
斜陽のオーストリア・ハンガリー帝国出身の文豪ヨーゼフ・ロートも好きだな。
彼がドイツの新聞記者時代に連載した紀行文「ウクライナ・ロシア紀行」も面白い。
当時誕生したばかりのソビエトを旅行した感想が「時間に正確で街も清潔。
識字率も西欧よりも高い」と今の日本に来た欧米人の感想とそっくりで笑った。
付け加えるとロートはそんなソビエトを評価はしていない。
オーストリアのようないい加減さがなく、非人間的だと時刻通りの地下鉄にも
違和感を感じてた。彼の洞察は結果的にナチスの初期から正確だった。
要するにキッチリした今の日本はソビエトの亡霊とも言えるねw
よく聞く作品だったので昔読んでみたがどこが面白いのか分からなかった
家畜人ヤプーは地味に好き
里見 弴は義務教育で読むべき作品
人間失格は良い小説だけど、半年ぐらい鬱になったから
太宰作品を禁書扱いにしている
SF小説とか京極夏彦のほうが面白いよ
京極さん確かに読みやすいけど文体が…
文章ではなくストーリーを味わうにはいいが
文豪とは比べにくい作家ではないかな
読書苦手だけどいつかは読まなくちゃとは思う。
漫画が読めるのなら小説くらい簡単だよ。読むペースは遅くてもいい。
でも、面白いと感じたら気がつかないうちに読み進めてるかも。
高1のとき読んでめちゃくちゃ腹が立った小説
主人公と自分の気質が違いすぎて感情移入できなかった
機能不全の劣悪な家庭環境で育ったせいで己に自立と自律を過剰に課していたせいかも知れない
読んだけど雰囲気しか覚えてない。文学沢山読んだ割に何も残ってない気がする。自分は文学脳じゃないみたい…素質が必要なのかも。
文豪ナンチャラってやつはあまりにも登場人物を薄っぺらく扱ってて
ほとんど過去の有名人の名前に便乗しただけで侮辱しかしてなかったな。
作品を読むきっかけになれば儲け物かも知れないね。
海外ファンも太宰や中原中也とか名前は知ったみたいだから。
文ストは本当に名前借りただけの噴飯ものだよね
文豪とアルケミストの方はちゃんと作品のあらすじや文豪のエピソードを拾っていて意外に面白かったけど(アニメ)
初期は教科書レベルの知識で題名しかしらないだろ?しかも代表作一作。って感じだったけどヒットしたらブレインが付いたのか妙にマニアックな事を入れ込んだりしてたよね。
蟹工船読みやすいよ
蟹甲癬面白いよ。
古い文体で長くて暗いの読む気失せそうだから
夏目漱石の坊っちゃんしか読んだこと無い…
太宰や漱石など明治から昭和の文豪と比較すると
村上春樹のチープさが良く分かる
人間失格、自分探ししてる自己愛強くて周りの自分への評価低くて苦しんでる時に読んで、主人公が自分と同じに感じて目が覚めた。そこから自分が底辺で努力もせずに環境のせいばかりにしてたって自覚した。
自分にとっては大事な小説だけどトラウマ過ぎて二度と読みたくない。
彼はチープ化していく世相に合わせたものを書いているから売れているんであって、逆に今の時代に昔の文豪のようなものを書いても痛々しい目で見られるだけだわ、まあだからといってムラカミハルキを読みたいかどうかは別の話だけど
太宰が好きな人は騙されやすい人な気がする。
なんで文学や芸術のを話になると頭の弱さを自慢するアタオカな人がわんさか湧くのかね?
三大クズ文豪には入るけど、二大になると外れる
そんな適度な屑さが魅力の太宰
めちゃくちゃいい表現ですねw
そのとおりだと思います
人間失格を人気小説とか言う一瞬だけ話題になって忘れ去られる普段は精々読んでケータイ小説レベルの人にしかウケなさそうな駄文と同じ括りで喋んな
人気とかそう言う段階じゃねーんだよ、学がないなら喋んな
その通り
本読んだり人の話を聞いたりできないレベルの人間がネットのせいで自己主張ばかりするようになった
あまりにも薄っぺらくてテレビの出演者レベルでもまともに見えてしまう
喚き散らす前に学べよ
今って本を読まないというか韓国人と同じで文字を読めてもそこに書かれてあることが理解出来ない日本人が増えてるのと、長文を読めるだけの忍耐力もなくなってるらしいね。男ばっかだけど、未成年の犯罪が増えるのも頷ける。ネットは前頭葉を萎縮させるけど育てる事はないし。
機能性文盲っていうんだっけ?
自分、高校生で鬱になった時 まさにこの状態だった。
教科書読んでも読んでも理解できないから先生に聞きに行ったのに
説明どれだけされてもポカーンだった。
もしかして日本人に鬱っぽい人が増えてるのが原因だったりして。
精々高校の国語教師くらいにしかなれない自称文学青年が読むやつw
はっきり言って中学生の読み物だな太宰とか三島とかさ
自称ではない文学青年は何を呼んだらよいのでしょうかぜひ教えてほしい
他称文学青年
太宰治の小説は苦手だけど随筆は読める。
谷崎潤一郎、三島由紀夫あたりも同じ。
おじさんの書くフィクションは 結局 おじさんの
ただれた空想に過ぎないので なんか気持ち悪い
随筆は おじさんの薀蓄が活きるので勉強になる
って感想文に書いたら先生に怒られた高校時代
しょうがないのにな・・・
女子高生にとって おっさんの妄想なんて
真剣に読む気になれなくて当然じゃん・・・
ペンネームが必要なわけですね
貧しさだろうが、裕福だろうが、あるいは幸せだろうが不幸だろうが、何だろうが私小説は一種の自慢だ。日本語の勉強にはなっても、それ以外では何の役にも立たない。まぁ、そもそも文学は役に立つから読んだり書いたりするものではないけどね。
太宰は学生時代むさぼるように読んでも
大人になったら受けつけなくなる人が多いんじゃないかな。
自分も正直そのクチだがいつかまたもう一度向きあいたいとずっと思ってる。
その作家のネイティブな部分もひっくるめて愛せるようなジジイになれたらと、願ってるわ。
予測変換選択ミス失礼
×ネイティブ
○ネガティブ
三島由紀夫をはじめ数々の大作家に大きな衝撃を与えた楢山節考で有名な深沢七郎の作品群とか、人間失格より鬱の人は厳禁の名作は日本にいっぱいあるよw
もっとも日本文学が画期的な成果をあげたのはせいぜい70年代くらいまでで、その後は急速に低迷していくが
最後の光芒が森敦あたりかな
そういう日本文学黄金時代の鉱脈がまだシティポップのように外国人から発掘されてないだけではないかと
「(どーせお前ら読んだこと無いだろうから教えてやるけど)「人間失格」は面白いから是非読んだほうがいいぞ!超ヤベーから!」
・・・・・・という「中二病あるある」。
(個人的には「トカトントン」が俺の中二魂にグッと来た。読んだのは高二のときだけど。)
文化が知れ渡り均一化していくのは残念でしかない。例えばアメリカのカトゥーンの画風はアメリカを貫いている画風だけど中韓は日本のアニメを丸パクリでもはやその差はない。その下品な奴らはその内にアニメ文化の起源さえも主張するだろう。日本の小説も分析・解析が始まって丸パクリされるは時間の問題だ。
他民族による文化の継承なんて行われて当然のこと、文化の担い手として最前線を走っていなければいずれ淘汰され歴史に埋もれていくのも必然、過去の遺産を後生大事に守っているだけじゃダメなんだよ、その先を走り続けていないとね
ナルってナニって本だから、厨二が好む本
みんな一度は読んで、大人になる前に捨てる本
ニキビとか麻疹みたいな本
三島や太宰の卵は某掲示板に溢れかえっていたから、ただしそのほとんど全てが未受精卵だけど
エマニュエル・ボーブでも良くない?
ぼくのともだち とか きみのいもうと とか のけ者 とか。
火垂るの墓臭がするからみたら駄目だろ
多分