1:海外の反応を翻訳しました
日本の通貨は日本語では「エン(en)」。なのに英語では「yen」。こうなっている理由は、昔の和英辞書の編纂者たちが当時、この発音が既に(yenからenに)変化していたことを知らなかったため。
円(えん)は、日本の通貨単位。
通貨記号は¥(円記号)、ISO 4217による通貨コードはJPY。
旧字体では圓、ローマ字ではYenと表記する。
しばしば日本円ともいう。
「円(圓)」という単位名は中国に由来する。
明治政府が貨幣の形状から「円」と名付けたとする説は、俗説である。
ローマ字表記が「en」ではなく「yen」である理由は幾つか想定されるが、最大の理由は、幕末から明治にかけての英米国人が「yen」と綴り、それが国際化したためと考えられる。
史上初の本格的な英和・和英辞典であるヘボンの『和英語林集成』(初版1867年)では、「円」以外にも、「エ」「ヱ(we)」で始まる単語は全て「ye」と綴られている。
これは先行する W.H.メドハーストの『英和・和英語彙』(1830年)に倣ったものである。
メドハーストは日本を訪れたことも日本人に会ったこともなく、ジャカルタ(バタヴィア)で、和蘭辞典や日本を訪れたことのある人々の情報を基にこれを著した。
この語彙集には「e」と「ye」が混在し、冒頭の仮名一覧には「エ・え」に「e」「ye」の両方が当てられている。
しかしヘボンは、日本語の「エ」がごく一部地域を除いて、[je]ではなく[e]と発音されていたことを知っていたから、ヘボン式ローマ字が確立した第三版(1886年版)に至って、「円」と格助詞の「へ」以外、「エ」は全て「e」に改めた。
この時点で、すでに「円」は「yen」として定着していたと考えられる。
その理由として、西洋語では「yen」の方が、他の単語と混同しにくいことが挙げられよう(仏語の前置詞 en など)。
綴りに引かれて、外国では「イェン」[jɛn]といった具合に「y」を発音する場合が多い。
なお、歴史的仮名遣いは「ゑん(wen)」である。
([je]から[e]への移行時期については、日本語の項の音韻史、または「ゑ」の項を参照されたい)
https://ja.wikipedia.org/wiki/円(通貨)
引用元:TIL the Japanese call their currency "en". The reason it's "yen" in English is because early Japanese-English dictionary compliers didn't know that the pronunciation had changed.
2:海外の反応を翻訳しました
ソース:日本語の講座を半年受けた
3:海外の反応を翻訳しました
うん、ほとんどは「円」表記だね。だけど「¥」っていう表記も確かに見たよ。
4:海外の反応を翻訳しました
普通、「¥」は価格の前、「円」は価格のあとに書いてあるね。
5:海外の反応を翻訳しました
※「en」を表すのにEではなくYから作った記号を使っている噛み合わなさが、「dollar」を表すのにDではなくSから作った記号を使っている噛み合わなさが似ている、ということを言っていると思われます。
ご参考までに、ドル記号の由来についてのWikipediaを下に引用します。
ドル記号$のデザインの由来は諸説あるものの、一番有力な説は、かつてアメリカ合衆国確立以前の北米地域の基軸であったメキシコとその宗主国スペインの通貨ペソ(メキシコドル)に起源を持つというものである。
ペソを表すP'sがだんだんとPとSが重ね書きされるようになっていった結果、$になったものとしており、当時の帳簿などにその変遷を求めることができたとする経済史学者の研究がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドル
6:海外の反応を翻訳しました
イギリスではポンドの表記にL(£)を使うしね。
7:海外の反応を翻訳しました
ポンド表記のLは古代ローマの重量単位のひとつである「Libra」からきてるんだよ。
8:海外の反応を翻訳しました
Libraは現代のスペイン語でポンドって意味でもあるよ。
9:海外の反応を翻訳しました
スペイン語の通貨単位「ペソ」ももともとは重量を表すんだ。たぶん昔は重さに基づいて互いに支払いを行っていたんだね。
10:海外の反応を翻訳しました
11:海外の反応を翻訳しました
価格の漢字表記は小さめの飲食店ではわりとよくある。居酒屋ではかなり見るね。
12:海外の反応を翻訳しました
さっとググッたところによると、漢字表記よりも数字表記のほうが多いらしいことがわかった。今年の夏に日本に行く予定だから、旅行後にはもっといいデータが集められてるだろうな。
13:海外の反応を翻訳しました
全部を漢字表記にすると古めかしく伝統的に見えるから、漢字表記は居酒屋とか渋い和食レストランとか骨董屋とか、郊外のお店とかに多い。
「500円」みたいな表記方法のほうがずっと一般的。「¥500」みたいな表記方法は、外国人にとって便利だからか外国人観光客の多い土地に多いね。
14:海外の反応を翻訳しました
>>1があげてたWikipediaの記事によれば、当時のポルトガル人は円(en)をyenと間違えて発音したってことだね。Yに横棒を2つ入れる円記号「\」はここから来てる。
日本語にはYの音が含まれる文字が3つある。や・ゆ・よ。円記号に使われてるYはおそらく外国人に合わせて付け加えられた。
誰かが言ってたとおり、日本で使われている円という表記は「まる」を意味するもので、中国の「圓」という文字を簡略化したもの。「圓」の中の「員」は「貝殻」という意味。中国では重要な商品貨幣が南部の海から来たものだったため、貝は貨幣のシンボルになったんだ。
面白いことに、中国の元を表現する言葉「Yuan」と「圓」は、アジアの多くの貨幣の名前のもとになってるんだ。香港ドル、マカオ・パタカ、新台湾ドル。それから、韓国の通貨ウォンは元と同起源で、やっぱり「まる」を意味する。(元の現在の表記も\で、日本円の表記と同じ)
15:海外の反応を翻訳しました
>>1の言い方はちょっと誤解を招くと思う。日本は国際的には円をYenと呼んでるけど、国内ではEnと呼んでるってだけのことじゃないかな。
16:海外の反応を翻訳しました
17:海外の反応を翻訳しました
18:海外の反応を翻訳しました
まず国名からしたって、彼らはジャパンじゃなくて日本って名乗るじゃん。
国際的に呼ばれてるのとは別の名前を持ってる国なんて山ほどあるでしょ。たとえばジャーマニー(ドイツ)はドイッチュラント、とかさ。
19:海外の反応を翻訳しました
韓国人を例に挙げれば、
英語で言えばKorean、
日本語で言えば韓国人、
韓国語で言えばハングゴ
20:海外の反応を翻訳しました
ちなみに、「Japan」は「ジパング」からきてる。
語源については、「日本国」を中世の中国語で発音した音が語源とされ、ヨーロッパにはマルコ・ポーロが Cipangu(あるいはChipangu)として最初に紹介したと言われる。
なお10世紀頃から地理学者イブン・フルダーズ=ビフ Ibn Khurdādh-Bih などをはじめアラビア語・ペルシア語の地理書において、後のジパングにあたると思われる金山を有する島(国)、ワークワーク(الواقواق al‐Wāqwāq, 倭国か)について都度都度言及されている。
現代の多くの言語で日本を意味する Japan(英語「ジャパン」、ドイツ語「ヤーパン」)/Japon, Japón(フランス語「ジャポン」、スペイン語「ハポン」)/Giappone(イタリア語「ジャッポーネ」)/Yaponiya, Япония(ウズベク語「ヤポニヤ」、ロシア語「イポーニヤ」) などの言葉は、一般にジパングが語源とされるが、ポルトガルが到達した16世紀頃の東南アジアで日本のことを中国語からの借用語で Japang と呼んでいたことに由来するという説など、様々な異説もある。
現代ポルトガル語での日本の呼称はJapão(ジャポン)である。
日本ではマルコ・ポーロが紹介した事実が非常によく知られており、日本の一種の別名としてとらえられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジパング
21:海外の反応を翻訳しました
この投稿へのコメント
¥の表記なんだが中国元でも使われてるんだよな。
アリババでやっすいなーと思ったら大間違い、JPYって書いていなければ中国元。
そもそもポンドは何で£なんだぜ?
どっちも「エン」って発音してます
※1
オランダは、ネーデルランドだったかな?
違ったらごめん
yen はどっちかてぇとイェン、て感じなのかな?
なんでもえーやろ
郷に従え
iPhoneで見てるけど、この記事中の、5と14の¥マークが\(バックスラッシュ)になっててワロタ
半角の¥を使ってるからだね
文字コードの問題なんだけど、¥を書くなら、全角記号で書いた方がいいと思われます。
1000円みたいにeの前にnが入ると口語的にはyenに聞こえなくもない
そんな最近までエとイェの混同ってあったんだな。
ヱの発音がエになって更にイェとごっちゃになって、イェの発音が消えてエだけが残ったか。
¥€$でYES
中国に由来するってどういう意味?
※10
中学生の頃、割りと高齢の現国の先生が祖父母の代まではハヒフヘホがファフィフフェフォ、って発音が一般的で「兵隊」が「ふぇいたい」だったりしたよ、と言ってたの思い出した。
※1
日本のドイツ呼称は、ドイツ語のDeutschland(ドイチュラント)からでしょう。
アメリカ、イギリス、オランダ、ギリシャ、スペイン…。
日本語独自の呼び方って結構あるよね。
ほえー為になるわ
※12
「円(圓)」(圓は円の旧字体)という単位名は中国に由来する。中国では、銀は鋳造せずに塊で秤量貨幣として扱われたが(銀錠)、18世紀頃からスペインと、それ以上にその植民地であったメキシコから銀の鋳造貨幣が流入した(洋銀)。これらはその形から、「銀圓」と呼ばれた。「銀圓」は、その名と共に日本にも流入し、日本もこれを真似て通貨単位を「円(圓)」と改めた。
¥500円表記は間違いなんだな
※1
どこをちゃんとよんでるんだよw
僕の名前は ドイッチュラントだよ っていってるのにw
それを ドイツってw
お前なまえなんていうだ
俺の名前は にしきおり だよ って言ってるのに
会うたびに にしい にしい て呼んでくる外人に
あいつは 俺の名前をちゃんと呼んでくれる って思うかw
大抵 あいつ俺の名前いっつも間違ってよんでくるんだよなぁって思うわw
今はや行が「や」、「ゆ」、「よ」、しかないけど
昔は
や、ゐ、ゆ、ゑ、よ
とちゃんと5音あった。
円はひらがなで書くと「ゑん」
だからYENと表記した。
※1
ジャーマニ(Germany)は英語、ドイッチュラント(Deutschland)はドイツ語。
日本でのドイツ呼称は、ドイツ語、もしくはオランダ語の「Duits」が由来とされる。
オランダは、オランダ語でネーデルラント(Nederland)。
日本でのオランダ呼称は、ポルトガル語のホラント(Holanda) が、ポルトガル人宣教師によって戦国時代の日本にもたらされたことによる。
※1
ドイツじゃないぞドイッチュラント。
国歌で連呼してるからさ
※15
欧州の国名はポルトガル語由来が多い。
そして伝来当時の発音を当時の日本語風に取り込んで
現代仮名遣いで発音が変わったりしてまあいろいろと
>韓国人を例に挙げれば、英語で言えばKorean、 日本語で言えば韓国人、 韓国語で言えばハングゴ
独島と東海の名称問題も同じ性質の物だと韓国人はいつ気がついてくれるのだろうか
スレイメージの折り紙、なにかと思ったらスーパーマンかw
笑った
>20
わ行が
わ、ゐ、う、ゑ、を
だろ。いい加減なことを言うなよ?
yenも昔のyedo(江戸)もゑとは関係ない。エをyeと言ってただけ。
ヱビスビールもゑ(we)をyeと間違えてるわけじゃなくて
昔のローマ字のつづりをそのまま踏襲してるだけ
と聞いた
何だこのコメント欄勉強になるぞ
日本の「円」は中国の「圓」から来ている。だから同じ「¥」と書く。
と、中学生のときに学んだ。
>価格を書くなら数字表記で「500円」のほうがいいよ。普通の店では価格を漢字で書くことはほぼない。
算用数字は横書き、漢数字は縦書きっていう使い分けじゃないのか
日本の円、中国の元、韓国のウォンは、もともとみんな一緒のものだそうだ
支那文明の影響力が東アジアでいかに強かったかよくわかるな
※26
昔々の小学校でやいゆえよって習ったわ。>20はたぶんそれと混同してる
自分たちで勝手に勘違いして、「実は違いました」ってのは豆知識とは言いません
外人ってバカなんだなw
おまエラの言っていることはなんで日本ではappleのことをリンゴって読んでるのって話
頭悪すぎ
ゑ ひさしぶりにみた
enはフランス語でオン(またはアン)と発音するから、頭にyを付けてイェンにしたと思ってたけど。
ヱビスビール(yebisu)「呼んだ?」
※36
歴史的仮名遣いで「ヱン」だったからや「en」だと読みが国により変化するからなどの複数要因が絡んでるんじゃないかと
※19
ドイツ語の lant は"国"って意味なんだよ。
で、まえの Deutsch は ドイツの って意味。
だからドイチュランド国って日本語にすると、ドイツ国国ってなっちゃう。
そういう経緯があって"ドイツ"になったんだと思う。
円も元も同じ圓だからな
ウォンも今じゃハングルで書かれるんだろうけど、圓が由来だしね
圓は中国の銀貨が由来だっけ?あんまり覚えてないけど
「五百円」だと他の値段との比較がし辛いから、
「五ロロ円」とか「五〇〇円」って書く事の方が多いかな。
そんで一番奥の戸棚を開けて急に表情を変え、「!!これは!○○先生!いったい…!なんて物を!何をしようとしてるんだ!」
って言ってみせた。友人も驚いて「それそんなヤバイの?」って聞いてきた。
俺は「こんなの黒の教科書の挿絵でしかみたことないぜ…!
それなら、もしかしてこっちの瓶は!?」って別の瓶を手に取って嗅いだ。
そしたら、それはなんか刺激臭を発する化学物質だったらしく、
(手であおいで嗅がなきゃいけない奴)直嗅ぎした俺は
「エンッ!!!」って叫んで鼻血を勢いよく噴出しながら倒れ、友人に保健室に運ばれた。
以前に同じネタを書いた翻訳サイトにもレスつけてた人いるけれど、
恵比寿ビールはゑびす、「や行」のゑなので、YAYIYUYEYOだ。
だからYEBISU。
違う?
昔はy行発音、w行発音、ng行発音てのがあったからな
わうぉん
日本が中国で「日本=じっぽん」と呼ばれ、
それから西洋に広まっていく過程で、
「ジャパン」や「ジパング」なんて呼ばれるようになったんだよな。
その頃から国の名前が変わってないんだよ。
ある意味すげぇぜ日本w
昔は円の下に銭があったから、もし円が「EN」だったら「SEN」の「S」を消すだけで詐欺が可能だった。
起源とは違うけど、結果オーライだったっていう話。
今の日本語だと「yen」の発音は「エン」だよな
「ィエン」っていう発音は50音には無い
だから日本人もyenと読んでいると言うこともできると思う
外国人が「en」を「えん」と発音できなくて「yen」にしたって
聞いたが。
ドイッチュラント←なんかかわいい
ちなみに中国の通貨単位の元も圓の簡体字。韓国のウォンも圓から来ている。
依然観光地のお土産やでバイトしていたが
外人が「ィエン」とか「うぇん」って発音しているのが謎
「エ」って言えないんだよね。フシギだ。
>ドイッチュラント
そのちっさいェはどこからきたんだ。
ドイチランドじゃないの?
やったね! ナカノ先生!
>53
本来そこには母音は無いからなあ…。
ただ、カナで「ドイチ」と書くと[i]が入りがちだからそれよりはマシかな。
それと最後は「ド」じゃなくて「ト」だよ。濁らない[t]音。
>韓国人もウォンを発音するときにwをあまり強く言わないとwonじゃなくて>onみたいに聞こえるから、yenとenの関係に似てるね。
ウォンって、漢字で書くと円なんだぜ……
日本語の50音表見せてあげれば納得するんじゃね?
ここまでエゲレスさんについての言及なし
両ってのは由来はなんだろ。
>26
そこまで言うなら「わゐうゑを」の「う」は「|干」かな。縦線は”は”の縦線とおなじな。
「やいゆえよ」は「や以ゆ江よ」だな。
変体仮名なんて今時見ないよねぇ。
ゼニこと銭(sen)もあるがね
ジャパンは、由来たどると日本国の中国語読みから来てるんだから、ほっとけばいい。滅んだ国や改称した国の旧称をそのまま充てられてる、国よりかマシ
他国の通貨でここまで盛り上がれるのすごいなあ
英語じゃジャーマニーだが、フランス語だとアルマーニュ、スペイン語だとアレマニアだ。
ブラックキャット作中の通貨はイェン
Я́понияやЯ́понецやЯ́понскийなど日本に関する単語はо́ではないоがаの発音になってе́やёではない語頭や語中のеやя́ではない語頭や語中のяがиの発音になってе́やёではない語尾のеがя́の発音になる形式では語頭がЯ́となる。
>たとえばジャーマニー(ドイツ)はドイッチュラント、とかさ。
日本ではちゃんと?「ドイツ」って呼んでいるけどね。この呼び名は何語から来ているんだろう?
オランダも違うんだよね。面倒くさいと思ったけど、まあ仕方ないか。