話は変わりますが実は僕が中学生だった時、人生で一度だけホームレスと絡んだ事がある。もちろん僕一人じゃなくてもう一人友達がいましてその友達は所謂ボンボンで超お金持ち。お金持ち過ぎて普通の人と少々金銭感覚が違うのです。
いや、金銭感覚と言うより「物の買い方がわからない」と説明した方が良いかもしれない。ミスドのドーナッツが食べたいからと言ってドーナッツ100個注文したり、ケンタッキーのチキンを100本注文したりと中学生らしくないな買い方をするのです。
そしてある日、僕とその友達は暇で街歩いてました。 すると突然友達が「ちょっと思いついたんだけどさ〜あのホームレスは烏龍茶なしでチキン何本食えるのかな?」と言い出した。僕は彼は何を考えてるのかと思いました。
そして友達はホームレスに近づきチキン食べたいかどうか聞いたらホームレスは嬉しそうに首を立てに振ってそのまま一緒にケンタッキーに入った。そして友達はチキン100本注文して三人で席に付いた。
最終的に10数本位でギブアップ。ホームレスは苦しそうだったけどずっと笑顔でした。
とまぁ話の道が逸れてしまったので本題に戻ります(笑)
このジョシュという男は現金100ドルをあげてその行動を盗撮します。
海外ではホームレスはお金を恵んで欲しいと言い、一般人はいくらか上げる習慣があります。ただホームレスに上げたお金は一体何に使ってるのか調査します。ちなみにホームレスの名前はトーマス
「今回僕は100ドル渡してみたいと思います。」

ジョシュ:「やぁ!はじめまして!何してるの??」
トーマス:「おっ、はじめまして!俺は今、まぁ、飯をどうしようか考えてた。」

ジョシュ:「そっか、じゃあ何か恵もうかなぁ〜大した事ないけど…(ガサゴソガサゴソ)」
トーマス:「いやいや、本当になんでも嬉しいんだ。…えっ!?」
ジョシュ:「この100ドル札を上げるよ。」
トーマス:「なん……だと!?こんなの初めてだから涙が出はじめてるよ。」
ジョシュ:「大事に使ってね!じゃーね!」

そして追跡。果たして彼はどこに向かうのか。

おっ、やっぱりお酒か。お酒は美味いもんなぁ〜。

そして大量に買ったものを袋に入れて再び移動。

公園に入った。やっぱりのんびりと落ち着く自然の中でお酒を飲むと美味しいからねぇ〜。

あれ?夫婦の友達なのかな??何か食べ物を渡してる…

ん??あの集団も友達なのかな?顔が広いホームレスなのかな??

ジョシュ:「ちょっと話に行ってみるよ!」

ジョシュ:「やぁ!」
トーマス:「おっ!ここで何をしてるんだい??」
ジョシュ:「ちょっと話したい事があるんだけどさ〜実はあそこにカメラがあってずっと跡をつけてたんだよ。」
トーマス:「あっ、本当だ〜」
ジョシュ:「ちなみに食べ物をあげてた相手は知らない人??」
トーマス:「そうだよ、知らない人だよ。」

ジョシュ:「本当にごめんなさい。酒屋に入ったでしょ??」
トーマス:「そうだよ、お酒を買って酔っ払ってると思ってたでしょ?」
ジョシュ:「そうそう、実際酒とかそういうものを買いに行くんだと思ってた。」
トーマス:「幸せはお金で買えないし今は充分幸せだからさ。」
ジョシュ:「本当に感動したからこの気持ちを受け取って欲しい。」

ジョシュはホームレスになんでホームレスをやってるのか尋ねたら親が病気してて看病する為に仕事を辞めた事がキッカケだったみたいです。最終的に両親は亡くなってしまった上その親の家も手放さなければいけなくなってしまったのでホームレスにならざるを得なかったと言う事です。
トーマス:「ジョシュと違う世界に生きてるから知らないと思うけど、ホームレスの中でも悪い奴より良い奴の方が多い。みんないい人ばかりだ。みんな知らないだけさ。」
と言い彼は去っていった。
そしてこの事がキッカケでジョシュ達はなんと
トーマスを支援の会を作る事にしました!
Help Thomas To Get A Fresh Start!
このプロジェクトのゴールは「携帯電話が持てる様になる事(ジョシュと連絡が取れるようになる為に)」と「親の家を取り戻す、もしくは新しい家に住める様になる事」と「また仕事が出来る様になれる様になるために。」である。
彼らのプロジェクトが成功するかどうかが楽しみであります。もしもその後どうなったか分かり次第また記事にしてみたいと思います!
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